移住に関する
お問合わせ

第xxxxxxふくしま人黒にんにくを販売、PRしながら、小野町の情報化のお手伝いをしていきたい

静岡出身の阿井伸介さん・由加子さんは、2019年に夫婦ともに小野町の地域おこし協力隊に就任して1年が経ちました。
夫の伸介さんは主に農業振興、妻の由加子さんは移住者のサポートなどに精力的に取り組んでいます。

福島に惚れ込んでの移住

Q.移住のきっかけを教えてください

伸介さん:東日本大震災の1年前、福島を初めて訪れた時福島に惚れ込んで、いつか行きたいと考えていました。でも、何をしに行くんだ?と考えた時に、自分が情報処理系だったこともあって、会津大学がある、いわきのイノベーションコースト構想がある、そんな福島の空気を間近に感じたいという思いがありました。

Q.なぜ小野町に?

伸介さん:会津といわきのちょうど中間だったからというのが大きな理由です(笑)。
由加子さん:お互い親類縁者がいない土地ですが、役場の方がとても親身になってくれて、困ったとき助けてくれそうだなーということも理由の一つです。
 移住する前に、冬の時期も含めて現地を見るために6回くらいは小野町にきました、片道7時間の日帰りで(笑)。

Q.静岡と比べて居住環境はどうですか?

伸介さん:とにかく静かだなということと、隣の家が遠い(笑)。あいさつ回りで13軒回ったら日が暮れてしまった。
自然のアルソックというか、私たちが不在時に郵便屋さんがきたときなんかに、今そこいないよなんて言ってくれる。
由加子さん:ご近所さんに連れられて山菜取りに行ったり、家にいるだけで玄関がもらった山菜だらけになったりしました(笑)

小野町のために活動したい

Q.移住前は静岡でどんな仕事を?

伸介さん:何でもやる便利屋を小野町にくるまで15年ほどやっていました。その間に独学で情報処理を勉強して、情報処理安全確保支援士資格という国家資格をとりました。
仕事でも情報系のケアをする仕事をしていて、知識レベルも独学では限界だなって思ったのでこっちにきたところもあります。
由加子さん:自営業で音楽教室のサックス講師をメインとして、家庭教師をしたり、農業をやったり、ガーデニングも長いことやってました。

Q.協力隊ではどんな仕事をしていますか?

伸介さん:主に農業振興で、組合員として黒にんにくの生産に取り組んでいます。生産の補助、PR、イベントに出店して販売したりです。
由加子さん:移住の相談を受けて、話を聞いてマッチングしそうなものがあれば連絡したり、空き家を案内したりしています。

Q.今後やりたいことは何かありますか?

伸介さん:このご時世、小野町でも情報化が進むと思うので、そのお手伝いができればいいなと思っています。高齢者の方がLINEやスマホで扱いに困っていたり、学校でプログラミング教育が始まりそこについていけない子がいるかもしれない、そういったところをフォローできたらいいなと考えています。
由加子さん:今やりたいなと考えていることは、この施設(つどって小野町)の前を花畑にしたいということと、サックス演奏と町民の皆様の活動とのコラボをしたいと思っています。
移住者にたくさん来てほしいという気持ちと同時に、今住んでいる人が私も含めて住んでて楽しいとか明るい気持ちになれるような活動をしていきたいです。

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