熊本県出身の田中さんは、2023年に玉川村地域おこし協力隊に着任し、移住コーディネーターとして移住相談や現地案内、玉川村の情報発信などを行っています。

移住コーディネーターとして玉川村の魅力を発信
Q.移住前の仕事や玉川村を選んだ理由など、これまでの経緯を教えてください。
子どものころはヤングケアラーで、体の弱い両親を見ながらアルバイトで家計を支えていました。法律事務所で長く働き、その後は東京都青梅市の市議会議員になって、困難に直面する子どもの支援をしていたのですが、議員になると子どもに直接かかわる時間が少なくなりました。次に茨城県桜川市の地域おこし協力隊として、里山保全や有害鳥獣対策の活動をしました。3年の任期の間はコロナの影響で思うように活動できなかったので、もっと協力隊というものを極めたいと思い、新たな場所を探しました。
玉川村を選んだ理由は福島空港があるからです。好きな作品のロケ地なので、聖地巡礼で何度も来ていました。協力隊の面接では村長や教育長が面接官となっていたことで、玉川村では協力隊が重要な存在と考えているのだと思い、ここでやってみようと思いました。
Q.現在、協力隊ではどんな仕事をしているのですか。
移住コーディネーターをしています。着任してから実際に移住につながった人は4人います。情報発信に力を入れて、なるべく多くの人の目に留まるようにしています。体験ツアーなどで村に来てもらった人とつながりを作り、お試し住宅を利用する人に村の案内をするなど、玉川村のことを知ってもらえるよう取り組んでいます。
Q.移住する際に不安だったことはありますか。
村長が直々に面接してくれる村ということで安心して、あまり不安はなかったです。唯一不安だったのは雪です。九州の出身ですから。玉川村はほとんど降らない、東京と変わらないよなんて聞いてましたが、来てから何回か降りましたね。
玉川村に定住してどう生きていくかを模索しています
Q.玉川村での暮らしのいいところを教えてください。
皆さん親切で、どこに行っても「村のために頑張ってくれてありがとう」とか「応援してるよ」とか、感謝や励ましの言葉をいただけるので、頑張ろうと意欲が湧いてきます。
Q.今後の目標を教えてください。
いろいろなところに住んで来ましたが、玉川村に定住してどう生きていくかを模索しています。村の中で求められた仕事に就くとか、関係人口に関わる仕事にも興味はありますが、今の移住コーディネーターの仕事を活かしていきたいと思っています。
Q.これから地方で暮らしたい、移住を考えている人にアドバイスをお願いします。
私は、世界の中心で愛を叫ぶのファンで、撮影場所となった福島空港を通じて玉川村を知りました。みなさんも好きなことから移住したい地域を探してみてはいかがでしょうか。
また、私自身も移住を決める前に玉川村を訪問して阿武隈川の雄大さや地域の人の親切さを肌で感じることができましたので、皆さんも移住前に現地を訪問することを強くおすすめします!