移住に関する
お問合わせ

第43ふくしま人
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神奈川県出身の宮之原さんは、青年海外協力隊(JICA)でニカラグアへ。ニカラグア人のご主人と結婚し、3人のお子様と現在は田村市に移住。起業型地域おこし協力隊として、多文化×多世代交流カフェの開業準備をしています。

田舎暮らし体験から、自然の中で生活する心地よさを知って。

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Q.移住されるきっかけ、また地域おこし協力隊になるきっかけを教えてください。

長男が小学校1年生の夏休みに、古民家で田舎暮らしを体験し、緑の中で暮らすっていいなと、移住先を探し始めました。
移住とともに自分でビジネスチャレンジができる環境が欲しいと考えていた際、田村市の移住に関するオンラインの説明会に参加し、「起業型地域おこし協力隊」を紹介され、移住もして起業するチャンスもあるのであれば、ちょうどいいなと思ったことがきっかけです。

Q.田村市を選んだ理由を教えてください。

移住しようと考えたタイミングと、自分が挑戦したいことの環境が整っていて、そのチャンスがあったからです。都心からのアクセスが良いし、豪雪地帯ではないので選びました。

Q. 協力隊ではどのようなミッションに取り組んでいますか。現在はどんな仕事をしていますか。

起業型なので、起業し食べていけるようになることがメインミッションです。現在の仕事は、多文化×多世代の共生カフェを作る準備です。この家の敷地内でトレーラーハウスとキッチンカーを置いて営業しようと思っています。

Q.移住前の仕事など、これまでの経緯を教えてください。

大学は薬学部だったので薬剤師になりましたが、向いてないなと製薬会社の営業をしていました。その後青年海外協力隊としてニカラグアへ行き、国連ボランティア、日本大使館のお仕事をして、約7年間ニカラグアに住みました。
帰国後は東京でコンサルティング会社に3年勤務し、移住直前は自営業としてスペイン語を教えていました。

Q.移住する際に不安だったことはありますか。

夫が外国人なので、地域の人たちがどう接してくださるか心配でしたが、実際に来てみたら地域の方がとても優しくて、近所の方も気さくに話しかけてくれるし、すごくいい地域に来たなと感じています。

様々な人たちが交流するコミュニティーカフェにしたい

Q.地方での子育て、暮らしの環境はいかがですか。

子育てについては、都会ほど人を気にしなくてもいいところが気に入っています。
公教育なので、学校での授業なども正直そこまで都会と差はありません。庭で虫を見つけたり、植物を育てたり、その点はいいなと思います。反面、子どもが自分で歩いて行ける近くに公園や遊び場がほぼなく、自然は溢れているけれど、自然の中で遊べる環境が意外と少ない。あとは、放課後子どもが自分で誰かの家に遊びに行くことが距離もあり難しく、結局帰宅後にゲームをしてしまう子も多いと思っています。

Q.田村市での暮らしのいいところ、困っているところを教えてください。

ご近所さんから野菜をたくさんいただきます。子どもたちもスイカ採りや芋掘りをさてもらい、都会ではできない経験をさせてもらえるので本当にありがたいです。
困っているところは、普段車を利用することが多いので、健康面・体力的なことを考えると、運動を取り入れることを自分で意識しないといけませんね。

Q.田村市で仕事をしてみて、移住前との違いは感じていますか。

柔軟な働き方ができる点がありがたいです。2時間ほど働いて、子どもたちが登校・登園をしてから仕事を再開し、夕方は早めに切り上げる日が多いです。
あと、地域のお祭りなどの行事は、人の温かさをすごく感じます。東京に住んでいる時は、地域とのつながりはほぼ感じない生活でした。

Q.今後の目標を教えてください。これからどんなことをしたいと考えていますか。 

年内にカフェをオープンすることが直近の目標です。その先の展望としては、カフェが色々な世代が交流する場所となり、地域の外国人の方にも来てもらい、その国のことを学んだりする、そんな場を作れたらいいな、と思います。
また、ニカラグアで雇用を生みたいという思いがあるので、今後現地で事業を立ち上げる際、ここのカフェを地域の人で担ってもらえるようなコミュニティーに育てていきたいです。

Q.これから地方で暮らしたい人、移住を考えている人にアドバイスは。

ぜひ一歩踏み出してほしいです。都会より無いものは多いかもしれませんが、だからこそ、無くてもできる生活や、普段のありがたみを感じることができます。色々なサービスや物が溢れていないからこそ、何かをやる上でもチャンスがあると思います。

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